ライブ講演会 小泉純一郎「日本の歩むべき道」

小泉純一郎 ライブ講演会「日本の歩むべき道」

小泉純一郎元内閣総理大臣による無観客・ライブ講演会を開催します。

  • https://youtu.be/IyLdb5c0WNQ をクリックして、ご参加ください(無料)!
  • 多くの方に拡散してください!よろしくお願いします。
  • 9月18日 (金)15時から (60分予定)
  • 主催:原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)
    協賛:城南信用金庫

コロナ禍の中、三密の真っ只中で原発再稼働への作業はこれまで同様

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長らくご無沙汰してしまいました。
メルマガ読者から、しばらく届いていないとのご連絡をいただきました。ありがとうございます。

3月に予定しておりました、女川原発、柏崎刈羽原発の地元での小泉さんの講演会も延期となったままですが、現在調整中です。

コロナ禍の中、三密の真っ只中で原発再稼働への作業はこれまで同様行うという異常な状況が続いています。原発現地はもし事故が起きたら、何処へ逃げれば良いのか、避難所にはコロナ感染の恐怖もあると不安を募らせています。

幹事会は6月22日に4ヶ月ぶりに行われ、isp所長の飯田哲也さんが行った講演をホームページにアップしましたので、ご覧ください。
『with/postコロナ時代に複合危機をどう乗り越えるのかー経済危機・気候危機・社会分断を超えてー』
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YouTube-世界の自然エネルギーの拡大の現状

世界的・歴史的景気後退があり、エネルギー需要は6〜10%落ち込む予測が出ているが、再生エネルギーだけは増加している。中国、アメリカ、ヨーロッパ、インドと何処を見ても月ごとに再エネの比率が高くなっている。世界の自然エネルギーの拡大の現状についてみてみましょう。

「with/postコロナ時代に複合危機をどう乗り越えるのかー経済危機・気候危機・社会分断を超えてー」

2020年6月22日
飯田哲也・環境エネルギー政策研究所


不条理はマスクでは隠せない

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前回のメルマガ第56号でお伝えした「原発の防護服を医療現場に」に関して介護現場も防護服などが不足しているとのご指摘をいただきました。ご意見の通りです。既にいくつもの介護施設で集団感染が起きており、人手不足も問題になっています。電力会社には更なる追加の提供を呼びかけて行きます。皆様も是非お願い致します

国は、非常事態宣言を5月末まで延長すると発表しましたが、その根拠として発表した実効再生産数(一人の感染者が何人に感染させるか)の計算方法を問われた専門家会議の尾身副座長は、今はバタバタしているので、後日発表しますと逃げました。1週間経っても未だに計算式も元データの検査数なども発表していません。また、東京都も陽性率(検査数に対する陽性人数)が4月中旬は31.6%で高かったが、5月8日には7.6%になったと発表して自粛の成果が出ていると発表しましたが、その根拠となる検査数を発表していません。東京都がホームページで発表する数値には民間の検査は含めない方針を貫いており、市民の検証を阻んでいます。基礎データを公表しない、PCR検査数も増やさない態度は国際的にも批判を浴びており、先日も23カ国の総合評価で日本は最低の評価でした。

また、コロナ対策の遅れが指摘される中、黒川検事長の定年延長を正当化させるための「検察庁法改正案」を審議入りさせ、火事場泥棒だと批判を浴びていますが、ネットでは反対の投稿が1日で380万を超えるなど反対の声が高まっています。他にも農家の自家採種を禁じ、種苗メーカーからの購入が義務付けられる「種苗法」も審議入りします。
まずは、国民の命と生活をコロナから守ることを最優先にして欲しいと切に望みます。
(木村 結)

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原発とコロナ(その2)
―不条理はマスクでは隠せないー
小宮 武夫

1976年に書かれた「疫病と世界史」(中公文庫・佐々木昭夫訳)で著者マクニールは、たとえ核戦争の危機を乗り越えたとしても「人類は地球という惑星が未だかつて経験したことのない巨大な生態的な大変動の最中にあ」り(中略)「寄生する形の生物の侵入に対して人類がきわめて脆弱な存在であるという事実は覆い隠せるものではない」と危機感を募らせていた。

しかし、今日のパンデミックの最中でも、コロナはザラにある微生物でたまたま突然変異を起こしたに過ぎない、科学の力で敵を退治できるだろうと、大半の人が安易に思っているのではないか。だが、それは真実だろうか。

SERSやMARS等々、最近の疫病の頻発は幸い大惨事に至らなかったが、微生物の突然変異が突然ではなく恒常化していることを示している。普通寄生微生物(ウイルス)は地上の大きな生態系のバランスの中で安定的に一定の宿主に寄生している。それが頻繁に他の生物(人間)に寄生先を変えようとするのは、マクニールのいうように例え人間が微生物の侵入に脆弱な存在であるとしても、もっと巨大な生態系の変動、いわばバランスの破壊が微生物を狂気に駆り立てているのだ。破壊の主犯は人間でなくて誰というのか。真の敵はコロナではなく、新自由主義という謳い文句でグローバルに利潤を追求し生態系を狂わせる人間ではないのか。コロナを敵に仕立てて利益を得るのはこうした産業社会の権力者たちで、私たちはそのフェイクニュースに右往左往していると云えないだろうか。確かにコロナの拡大は局地戦で喰い止めなければならない。しかし、当面の敵を破っても同じ危機は再来する。

温暖化や生態系のバランスなど科学的に実証できないと無視する学者も多いが、真実は細部に宿る。身近な生活の中に目を凝らしてみると何か変な感じ、いつもと違う光景など、私たちを不条理に導く小さな真実が散らばっているのに気づく。

小説「ペスト」も主人公がネズミの死骸に目をとめることから始まる。コロナも自粛という行動変容や人気の絶えた街並みの違和感から不条理が始まる。しかし権力者は細部の真実が大きな不条理に成長することを嫌う。ひたすら自粛を勧めコロナを敵として戦わせようとする。人々は何かおかしいと感じるが、孤立無援で次第に疲弊し差別や絶望に巻き込まれてしまう。するとコロナはそれにつけ込んで病勢を増していく。医療崩壊と社会の分断である。かつて福島で起こった避難の問題も根は一緒だ。フェイクな放射能情報で人々は右往左往し、自粛と同じ無責任な政策で自主避難の果てに自殺者まで出た。

「ペスト」では、市民が市の淵にたちながらも病疫と戦い、信頼と友情を拡げていく。そこに描かれた連帯の基盤は、私たちが忘れかけた目に見えないものや自然への畏敬、妻や恋人や身近な人へのやさしさ、郷土への愛など市民が持つべき当たり前の、不条理に立ち向かう魂魄(こんばく)だ。

今からでも遅くない。私たちは今まで自然を破壊し人の心を孤立させ、不信と金銭欲に貶める原発に戦いを挑んできた。今や世界は死と闇に満ちているが恐れることはない。原発即廃止で鍛えた私たちの魂魄も変わらない。コロナも原発も人間が作った同じ根っこの不条理だと気づいた時、実はすでに私たちは手を取り合って無意識のうちに不条理と対極の世界に踏み込んでいるのだ。そこはコロナがもたらした死や闇を鎮め、自然エネルギーとITで郷土と自然を治癒する世界だ。

私たちが背負っている不条理は権力者がくれるマスクでは到底隠せるものではない。

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電力12社が防護服を10万枚医療従事者に

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みなさまいかがお過ごしですか?
私は、疎遠になっていた近所の友人たちの家を訪ね、門の前で社会的距離を取っての立ち話を楽しんでおります。遠くの友人には葉書を書いています。溜まった絵葉書の整理をしながら旅先のことも思い出しています。政府がいまだに検査を絞っていますので、日本の状況はダラダラと続くと思われますので、愉しむ方法を探しています。ご自身でなさっておられることをお教えください。
メールアドレス:genjiren2017@gmail.com

電力12社が、防護服を10万枚医療従事者に提供すると発表しました。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000182667.html

原自連では、「防護服を医療現場に譲ってください」と電力会社に20日要請書を発送、メディアにも連日メールやSNSで訴え続けてきました。

どこがどのように動いて実現したのかは不明ですが、結果オーライで喜んでおります。

木村の試算では、全国の原発サイトには200万枚以上の防護服があると思います。10万枚と言わず、電力需要も激減している状況の中、不要不急の発電である原発を停止し、燃料棒の冷却などの作業だけにすることを提案します。原発建屋は換気も悪く、作業員は、放射能汚染に加えて新型コロナという感知することもできない見えざる敵との闘いを強いられています

原発での感染も明らかになっており、作業員は連日大きなストレスに晒されていますので、安全面でも危険が高まっていると考えます

尚、原自連が声を挙げた直後、福島第一で防護服が不足という報道が一部ありましたが、これは外で使用する防水性の防護服のことでした。原発を停止すれば、医療現場に大量の防護服を提供することができ、医療崩壊を防ぐ可能性が出てきます。みなさまも是非声を挙げてください。そしてご自身の命を家族の命を友人の命を守ってください。

四国電力に送った要請書を貼り付けます。

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2020年4月20日
四国電力株式会社
取締役会長 佐伯 勇人 殿
取締役社長 長井 啓介 殿

原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟
顧 問 小泉 純一郎
顧 問 細川 護熙
会 長 吉原 毅
副会長 中川 秀直
幹事長 河合 弘之

防護服を医療現場に譲ってください

各地の原子力発電所の作業現場は、換気が悪く、政府の言う「三密状態」にあります。
東京電力福島第一原発の冷却作業現場、汚染水処理現場も同様ですが、これら作業は無人化した場合に再度、原子力災害を引き起こす恐れがあるため、一切を停止することは出来ないと思われます。
しかしながら、汚染水対策作業や炉心の冷却作業等、必要不可欠なものを除く「不要不急」と考えられる作業は、これを新型コロナウイルス緊急事態宣言が終了するまで停止することを要請します。

作業員は、いわば「見えざる敵」である放射能に加えて、新型コロナウイルス感染症の恐怖にも晒されており、極めて強いストレスを感じている人が増えていると考えられます。精神的な重圧は冷静な判断を狂わせることにもなり、私たちは現場の安全管理について危惧しています。

医療の現場でも、マスクだけではなく使い切り医療防護服が枯渇する医療機関が増えており、ゴミ袋や手作りゴーグルで代用したり、大阪府のように雨合羽の提供を呼びかけたり、農家からはビニールハウス用のビニールが寄附されたりと、国全体で医療崩壊をなんとか防止しようと、医療従事者による苦闘が続いています。

これについて、一つの重要なお願いがあります。
原発を保有する電力会社には、放射線防護服の備蓄が大量に存在すると思われます。是非、これを活用し、医療従事者、ひいては国民を守ることに活用することを決断して下さい。
備蓄している放射線防護服を医療機関に提供して下さい。

全国医師会で医療防護服やマスクの不足状況が分かります。厚生労働省は現在、まともに機能していません。本来は感染症対策の最前線に立つべき、内閣危機管理監(新型コロナウイルス感染症対策本部幹事会議長)は姿も見えません。
最速で医療現場に渡るよう、経産省と電力会社で連携して、直接医療現場に譲渡していただきますよう、お願いいたします。

原発ゼロに賛成か否かの立場にかかわらず、いまは一致協力して、コロナという人類の危機に対応すべきだと思います。
(以上)

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防護服を医療関係者に譲ってください


2020年4月20日

東京電力ホールディングス株式会社
取締役会長 川村隆殿
代表執行役社長 小早川智明殿

原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟
顧問 小泉純一郎
顧問 細川護熙
会長 吉原毅
副会長 中川秀直
幹事長 河合弘之

防護服を医療現場に譲ってください

各地の原子力発電所の作業現場は、換気が悪く、政府の言う「三密状態」にあります。

東京電力福島第一原発の冷却作業現場、汚染水処理現場も同様ですが、これら作業は無人化した場合に再度、原子力災害を引き起こす恐れがあるため、一切を停止することは出来ないと思われます。

しかしながら、汚染水対策作業や炉心の冷却作業等、必要不可欠なものを除く「不要不急」と考えられる作業は、これを新型コロナウイルス緊急事態宣言が終了するまで停止することを要請します。

作業員は、いわば「見えざる敵」である放射能に加えて、新型コロナウイルス感染症の恐怖にも晒されており、極めて強いストレスを感じている人が増えていると考えられます。精神的な重圧は冷静な判断を狂わせることにもなり、私たちは現場の安全管理について危惧しています。

医療の現場でも、マスクだけではなく使い切り医療防護服が枯渇する医療機関が増えており、ゴミ袋や手作りゴーグルで代用したり、大阪府のように雨合羽の提供を呼びかけたり、農家からはビニールハウス用のビニールが寄附されたりと、国全体で医療崩壊をなんとか防止しようと、医療従事者による苦闘が続いています。

これについて、一つの重要なお願いがあります。

原発を保有する電力会社には、放射線防護服の備蓄が大量に存在すると思われます。是非、これを活用し、医療従事者、ひいては国民を守ることに活用することを決断して下さい。

備蓄している放射線防護服を医療機関に提供して下さい。

全国医師会で医療防護服やマスクの不足状況が分かります。厚生労働省は現在、まともに機能していません。本来は感染症対策の最前線に立つべき、内閣危機管理監(新型コロナウイルス感染症対策本部幹事会議長)は姿も見えません。

最速で医療現場に渡るよう、経産省と電力会社で連携して、直接医療現場に譲渡していただきますよう、お願いいたします。

原発ゼロに賛成か否かの立場にかかわらず、いまは一致協力して、コロナという人類の危機に対応すべきだと思います。

(以上)

「原発とコロナ」連鎖する不条理について

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☆新作☆☆☆短編映画『東電刑事裁判 不当判決』が完成しました☆☆
https://www.youtube.com/watch?v=VY-iMQsxkNU

みなさま、お元気でお過ごしでしょうか?
原自連は毎月、幹事会を行っていましたが、2月から会議での密集を避け会議を中止しています。
アップル社が携帯端末を使っての各国の市民の行動調査を発表しました。公共交通機関の移動量は3ヶ月前との比較で、ローマ・パリは9割以上減少、ニューヨークも9割近く減少ですが、東京は5割にとどまっています。徒歩での移動量もローマ95%減少、ニューヨークは80%減少、東京は62%です。

いくつもの原因が考えられますが、政府がPCR検査のハードルを上げて検査させないため、本当の感染者数が国民に知らされていません。ですから危機感も共有できませんし、休業補償もないため仕事をせざるを得ない人が多いのです。政府は2万件の検査体制を作ると言っていますが、いまだに1日4千件程度です。私は、住んでいる自治体に発熱外来を設置してくれるよう要請しています。みなさまも充分気をつけてお過ごしください。
幹事会のメンバーの小宮武夫さんが原稿を書いてくださいましたので、お送りいたします。

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「原発とコロナ」連鎖する不条理について
――ムルソーからナウシカまで考えることーー
小宮 武夫

外出自粛の重苦しい部屋に、やわらかい春の光が射しこんでいる。奇妙なこのとり合わせは昔どこかでと考えていると、若い頃読んだカミユの「異邦人」。独房に閉じ込められた主人公ムルソーを思い出した。「…そうか世界の市民が皆ムルソーのようになってしまったのか…」と妙に納得してはみたが、何かが変(アプシユルド)だ。壁の中の人が多過ぎる。するとふと、原発事故下しんしんと降る放射能を避けて籠っていた自分が同じ気分だったのを思い出した

壁の外ではかつて「アンダーコントロール」と嘯いていた権力者達が、今度は信用のおけないコロナ感染者数を発表したり、金の話(休業補償など)で右往左往だ。人命にかかわるPCR検査はなおざりに、専門病院の建設など眼中にもない。9年前と同じ不条理が続く。

病と云えば、私は20年以上も前に胃を全摘した。意のままに動く筈の肉体の一部が、死の刃を自分に向けてきたのだ。後でわかった事だが、通常癌細胞は体内で常時生成と死滅をくりかえし、一定の細胞生物としてバランスを保っている。それがストレスや生活習慣の乱れでバランスを崩された時、自己の生き残りをかけて異常な増殖を始める。

疫病も似たようなもので、本来はローカルな風土病として安定した生存バランスを維持している寄生微生物(ウィルス)が、戦争や人の移動、人口の密集などで環境や宿主のバランスを崩された時、宿主を替えたり異常な増殖や伝播を始めると云う。

私の場合は、職場や家族の協力でストレスが除かれ、生活習慣を正すことで癌と折り合い(バランス)をつけることができた。だからコロナの場合も局地戦で感染を喰い止めるのが最優先だが、癌と同じようにミクロの微生物としマクロの人間社会とが、どう折り合えるのかが問われている。なぜならコロナの流行の引き金となったのはここ数10年の人間社会の狂騒だからだ。壁の外の人達が新自由主義やグローバリゼーションでミクロの生態系まで狂わせてしまったのだ。コロナは天から降ってきたのではなく、微生物が生存をかけて宿主を替え人を襲ったのだ。

「風の谷のナウシカ」(宮崎駿)ではないが、この世は腐海に沈んで王蟲(オーム)が跋扈するアニメの世界に近づいているかも知れない。

ムルソーは不条理を引き受けて独房で静かに処刑の日を待つ。しかし私達は文明が生んだコロナと云う不条理を引き受けて、犠牲となっていく多くのムルソーの再生を図らなければならない。

私達の使命はナウシカのようにコロナ(王蟲)を手なづけ、腐海の源たる原発を即廃止しなければならない。替わりに自然エネルギーで地域の産業を再生させ、自然を愛し、生きとし生けるものを慈しみ、死者や目に見えぬものを畏敬する。それがコロナを鎮める第一歩、新しい反グローバリズムの始まりだ。

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