第48回衆議院議員選挙「原発ゼロ」アンケート結果

平成29年10月19日

第48回衆議院議員選挙「原発ゼロ」アンケートを行いました。


事務局次長 木村結

 安倍政権の突然の解散、野党の再編で候補者は本当に時間がない中で選挙戦を強いられていると思います。告示以降にようやく事務所が決まったり、ホームページがやっとできたりという候補者が多数いたため、事務所などの連絡先を短時間で調べるのに苦労しました。このように政権の都合だけで選挙戦に突入するのは非常にフェアではないと痛感しました。候補者の連絡先が不明であることは、有権者にとって政策について尋ねる方法がないということですから大問題だと思います。

また、全候補者の内、奈良2区の高市早苗さんだけ、アンケートの受付すら拒否しています。有権者からの質問を一切受け付けないというのは民主主義をまったく理解されてないのではないかとすら思います。

小選挙区の候補者総計936名のうち、79名が不明で連絡取れませんでしたのでFAX、facebook、メールなどでアンケートを送ったのは857通です。 うち、回答数は227。回答率は26%でした。

政党別の回答者数は以下の通りです。

自民党小選挙区候補者277名のうちたった16名。回答率6%
希望の党は198名のうち25名。回答率13%
立憲民主党は63名のうち27名。回答率43%
維新の会は47名のうち15名。回答率32%
社民党は19名のうち6名。回答率32%
共産党は206名のうち122名。回答率59%

これは各政党の候補者が原発問題に関心があるか否かと同時に誰を向いて選挙をしているかを如実に示している数字だと思います。