平成30年3月7日
第1回「脱原発大賞」・「自然エネルギー大賞」発表!
脱原発31団体、自然エネルギー賞25団体のご応募をいただきました大賞は以下のように決定いたしました。授賞式も同時に行い受賞団体全てから、また一緒にお祝いしたいと多くの団体個人が集ってくださいました。メディアも多く駆けつけ、脱原ぽつ大賞金賞受賞の「さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト」の小木曽茂子さんが小泉純一郎顧問から賞状を受け取った写真をカラーで掲載し、全ての受賞だんたいの名称も掲載してくださいました。 来年も開催して欲しいとのご要望もあり、幹事からも毎年開催する価値があると声が上がっています。今回ご応募できなかった団体、惜しくも選にもれた団体も是非チャレンジしてください。ご応募の総数や内容に応じて賞も増やしたいと思います。
以下の団体が<脱原発大賞>を受賞されました。
賞 |
団体名 |
団体紹介 |
金賞 |
さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト |
2007年7月の中越沖地震を機に設立。県知事選、国政選挙も取り組み、行政への要望書の提出も頻繁に。年4回風船上げを実施、風向き調査している。 |
銀賞 |
反原発自治体議員・市民連盟 |
2011年5月結成の自治体議員と市民によるネット。現地視察や請願・陳情活動など。自治体の新電力への切り替えなどにも尽力。 |
銅賞 |
常総生活協同組合 |
12年前のJC0臨界事故を契機に国の政策転換を求める。福島原発事故直後、脱原発メッセージをプリントした配送トラックを走らせてネットでも話題に。 |
審査員 |
再稼働阻止全国ネットワーク |
2012年15箇所の原発現地が結集したネット。再稼働を阻止するための現地拠点を造り、首都圏からバスなどを仕立てて応援。 |
審査員 |
首都圏反原発連合 |
2012年9月末発足。毎週金曜日首相官邸前抗議を継続。運動は全国に広がりピーク時には200以上で開催。各種リーフレットも制作し拡散。 |
以下の団体が<自然エネルギー大賞>を受賞されました。
賞 |
団体名 |
団体紹介 |
金賞 |
一般社団法人徳島地域エネルギー |
2012年設立。産官学民で構成。太陽光、木質バイオマス、小水力、風力など大規模。自然エネルギー発電、再エネ発電施設や熱利用施設などの導入、保安管理等 |
銀賞 |
会津電力株式会社 |
H25設立以来会津地域において地域の自立を目指し、主に太陽光発電に取り組み。福島県内70箇所(約5200kW)全国から1700人の視察受け入れ。シンポジウムなど多数開催。 |
銅賞 |
市民エネルギーちば合同会社 |
30代の若者たちで担うソーラーシェアリング。匝瑳市メガソーラー。ビス1本にまで環境に配慮する姿勢で周辺地域、都市部も巻き込み収穫祭なども実施。 |
審査員 |
つなが〜るズ |
建築士、住宅ライター女性4人のユニット。行き過ぎた消費生活を反省し、実践的な行動の必要性を痛感。ワークショップや省エネのアイデアコンテスト実施。 |
 
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たくさんのご応募、ありがとうございました。応募は締め切り、致しました。
脱原発大賞・自然エネルギー大賞を募集いたします。
ー自薦他薦を問いませんので、奮ってご応募くださいー
脱原発大賞・自然エネルギー大賞 申込書(PDF)はここからダウンロードできます。
<募集期間>
2017年12月1日~2018年1月30日
<発表・表彰>
2018年3月7日(水)18時~20時
城南信用金庫本店4階講堂
<審査員>
審査委員長 吉原毅
審査員 佐藤彌右衛門、河合弘之、飯田哲也、下村満子、柳田真、香山リカ
募集対象部門は次の通りとし、概ね3年以上、活動を行なっている団体を対象に選考し、顕彰する。
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脱原発大賞概要
1)脱原発大賞(脱原発につながる継続的な取り組み)
原発現地に限らず地域でまた全国規模で、脱原発を目標に活動している団体を自薦他薦で募集いたします。
副賞として賞金授与(大賞20万円、次点10万円、次々点5万円)
2)自然エネルギー大賞(自然エネルギーの振興につながる継続的な取り組み)
自然エネルギーの創出、普及に努力されている団体を自薦他薦で募集いたします。
副賞として賞金授与(大賞20万円、次点10万円、次々点5万円)
*応募団体は営利、非営利を問わないが、別掲リストデータを提出できる団体であること。
【選考基準】いずれの部門も、下記の観点について1項目を5点満点とし、加点方式で選考を行います(全ての項目を満たしている必要はありません)
*継続性(3年以上継続して活動を行なっていること)
*革新性・独創性(これまでにない革新的なアイデアや方法で取り組んでいること)
*専門性(メンバーの持つ専門性が遺憾なく発揮されていること)
*大衆性(専門家以外にもわかりやすく情報を届け、活動を広めるための工夫が施されていること
*将来性(10年後の社会に対するインパクトが予想できること)
*行政や政治に対するインパクト(行政や政治に対する働きかけや巻き込みなどを行なっていること)
*会計の透明性(会員やサポーターに対して年に1度の会計報告を実施し、資金の入金支出に関して共有する努力を行っていること)
*ビジネスへのインパクト(企業や財界への働きかけや巻き込みなどを行なっていること)
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<提出リストデータ>
(1)団体名(ふりがなも)
(2)団体所在地(郵便番号も)
(3)代表者名(ふりがなも)複数可
(4)代表者電話番号(日中通じるもの)
(5)メールアドレス(必須)&ブログURL(なくても可)
(6)設立年月
(7)団体構成員数(会員サポーター含む)
(8)推薦アピール 1500字程度
(9)過去3年間の会計報告
(10)添付資料(通信、集会チラシなど)があればリスト
詳細は、原自連にメールか電話でお問い合わせください。
HPにも募集要項と申込書などを掲載いたします(12月1日)
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原自連の活動について
講演会活動
小泉純一郎さんなどのメンバーを、原発立地自治体の登録団体を優先して派遣します。 交通費、講演料は無料とし、主催者は会場費や宣伝費などを負担します。他の講演会などの予定もあるため調整は事務局が行います。
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映画『日本と原発』『日本と再生』のダイジェスト版の上映とシンポジウムも無料で提供します。 会場費や宣伝費は主催者負担とします。パネラーとしては、佐藤彌右衛門氏、三上元氏、飯田哲也氏、河合弘之氏などを派遣します。
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脱原発大賞&自然エネルギー大賞
脱原発大賞&自然エネルギー大賞を設けます。自薦他薦を問わず優れた団体を顕彰し、副賞として賞金(大賞20万円、次点10万円、次次点5万円)を団体に授与します。登録団体に限らず広く募集いたします。
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脱原発訴訟の支援と情報交換
「脱原発弁護団全国連絡会」と財政的支援も視野に入れて連携していきます。各地の原発差し止め訴訟において弁護団が集積してきた資料や知見を共有化し、脱原発・自然エネルギー推進のための運動に役立てます。
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ホームページを開設し、Twitterなどでも情報を発信してまいりますが、保守革新を問わず、広汎な方々と連携して脱原発のうねりを作り、一刻も早く原発ゼロを実現することを目指します。保守の方々と組むことへの異論もあるようですが、原発ゼロを望む声が8割あると言っても、確信犯的な勢力だけでは福島原発事故を経験しても脱原発を成し得ませんでした。小泉さんは「過ちては改むるに憚ることこと勿れ」と講演会の度に発言されています。完璧な人間などいません。先方から差し伸べられた手を振り払うことをせず、強大な原子力ムラと闘うために手を繋ぎ、同じ方向を向きましょう。
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