経団連会長に要望書を渡しました

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┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓     第32号
2019/1/22

★ 原自連(原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟) ★    ★―――――――――★
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《目次》
☆3.11から8年 日本の歩むべき道 小泉純一郎講演会 開催します
☆久保田政一経団連事務総長への申入れ報告(近江屋信広)
☆エネルギーの「コペルニクス的転回」(飯田哲也)
☆原発をやめると株価が上がる。日立が証明した。(三上元)

*リーフレット改訂しました。10部単位でお送りします。
*3.13講演会のチラシも10部単位でお送りします。
genjiren2017@gmail.com 宛送付先をご記入の上、ご注文ください。
*原自連関連催し物

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<原自連主催>
3.11から8年 日本の歩むべき道 小泉純一郎講演会
を開催します。

挨拶:中川秀直(原自連副会長・自民党元幹事長)
講演:小泉純一郎(原自連顧問・元内閣総理大臣)
司会:野中ともよ

3月13日(水)18時30分開場/19時開演/21時終了予定
東京都文京シビック大ホール(文京区春日1-16-21)

入場無料:申し込み必要
インターネット https://ssl.form-mailer.jp/fms/3031bd32597300
FAX:03-6432-0304
おひとり1通ずつ、ご氏名、FAX番号明記の上、お申し込みください。
*返信メール、返信FAXが入場券となります。

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久保田政一経団連事務総長への申入れ(2019年1月11 日)報告
近江屋信広

当方(木村・近江屋)より、原自連は右派でも左派でもなく原発ゼロ・自然エ
ネ推進を志す連合組織(全国300団体登録)であり、小泉元総理の全国講演はじめ国民運動に取組んでいることを簡単に説明後、申入れ書を読み上げ。

先方は、会長発言は東京新聞の記事によると思うが、それは真意でない、会長
の説明の仕方に問題があり、原発反対のような勘違いをされているようだ、会長発言に関して今考え方をまとめているところ、と発言。

感想として、会長発言の訂正を含めた文章をまとめ、会長に再度会見させるな
どのメディア対策を急いで進めている感じで、原発政策を見直すべきという中
西会長発言はなかったことにしようとの意図が見え見えだった。2月に経団連
会館で公開討論会を、との当方の求めに対し、「2月」というのは立て込んでいて難しいと述べるにとどまったが、今後も開催の可能性を探って行くことを幹事会で決定した。

(先方の発言概要)
・原発に何千億円投資しても稼働しない。火力にシフトしてCO2が増えてお
りパリ協定の約束を誰が守っていくのか、「原発ゼロ」と言わなくても原発はいずれなくなる。

・自然エネ電気を事業者が作っても電線で運ぶインフラ整備をどこがやるのか、電力事業者も自然エネ電気が増えて引き取れない状況にある。

・基本計画に書かれている原発20~22%、自然エネ22~24%をどうし
ていくのか、エネルギー問題は放置されてきており、この危機意識が強い。

(当方の発言概要)
・インフラ整備について、巨大システムにすると北海道のブラックアウトのよ
うになってしまう。電気の地産地消と分散型電源で解決できる。
・原発はいずれなくなるからと、そのままにするのは危険過ぎる。原発は三井ホームより地震に弱いことは訴訟の中でも明らかになっている。

・電力会社が送電網に自然エネ電気を流させなかったり、九電による自然エネ
電気の出力抑制は嫌がらせに見える。自然エネは「主力電源」と言うならば、格好だけでなく本当に育てようとの経済界の方針を確立し実行してもらいたい。

・世界はエネルギーシフト革命が進展しているのに日本は立ち遅れており、日
本経済の持続可能性は薄っていないか、憂慮している。

・経団連の皆さんと意見が同じ部分もあれば、異なる部分もある。それぞれ資料を作って見解を発表するような一方通行でなく、国民の皆さんに考えてもらう意味でも公開の平場で双方向の話し合いが重要だ、特に「中西会長発言は真意でない」と言われるならば、公開討論の場で真意を明らかにするのが適切だと思う

・日本の今後のエネルギー問題についての公開討論は極めて意義深いので、会
長にお伝えいただき、是非とも実現しましょう。返事をお待ちします、と発言。
なお、ISEPの「自然エネ白書2017」等の参考資料を渡した

<以下に当日お渡しした要請書を添付します>

日本経済団体連合会 会長
中西 宏明 様

2019 年1 月吉日
原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟 会長
吉原 毅

新春のお慶びを申し上げます。
本年の年頭の記者会見において、中西会長は原発について「全員が反対する
ものをエネルギー業者や日立といったベンダーが無理矢理つくるということは
民主国家ではない」「真剣に一般公開の討論をするべきだと思う」と発言されたと報ぜられています。

私たちは、このご発言に全面的に賛意を表します。
私たちは、日本中の脱原発と自然エネルギー推進を目指す約300団体の連
合体であり、エネルギー問題について国民一般の意見を代表していると自認し
ています。小泉純一郎元総理が顧問を務め、多くの企業も加盟しています。

そこでお願いですが、是非中西会長を含む経団連の幹部の方々と私たち「原
発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)」の幹部による討論会を開催させていただきたいのです。
明るく、前向きの真剣なものにしたいと存じます。
また、原発だけでなく自然エネルギー、それとの関連でのIoTなども討論し
たいと考えています。

会場は経団連会館大ホール、日時は2月中を希望します。
お返事を10日以内にいただけると幸いです。
追伸:
当連盟に関しては同封のリーフレットをご参照いただければ幸いです。

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エネルギーの「コペルニクス的転回」
飯田哲也

16世紀、天動説が常識だった世界で、コペルニクスは地動説を唱えた。当初は、異端視はおろか注目すらされなかったが、コペルニクスの死後、ニュートン力学など傍証となるさまざまなデータや理論で補強されてゆき、およそ1世紀を経て、地動説は世界の常識となった。哲学者イマヌエル・カントが「コペルニクス的転回」と呼んだ大転換だ。

今、エネルギーで同じような大転換が起きつつある。地下から掘り出す化石燃料やウランのような環境汚染を引き起こす枯渇性エネルギーに依存した文明社会から、無限・無尽蔵・クリーンな太陽エネルギーによる文明社会への大転換だ。

コペルニクスに戻ると、日本語では天動説・地動説と呼ばれることが普通だが、英語を直訳すれば、天動説は「地球中心説」、地動説は「太陽中心説」となる。となれば、今、エネルギーで起きていることは、文字どおり「地球(地下のエネルギー資源)中心」から「太陽エネルギー中心」への「コペルニクス的転回」のただ中にある。なお、地熱エネルギーは後者の仲間として考えたい。

ところで、地動説への転換は、真実を探求する科学者たちの情熱が原動力となった。エネルギーで起きつつある現代の「コペルニクス的転回」は、もちろん技術や市場も大きな駆動力となっているが、何よりも、エネルギーの自立や持続可能な社会を目指す無数の人々の夢と想いの積み重ねが最大の原動力となってきた。

そう考えると、今起きていることはたんにエネルギー転換に留まらず、産業・政治・社会・文化へも大きな影響を及ぼすことが期待されるのだ。
(新エネルギー新聞より転載)

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原発をやめると株価が上がる。日立が証明した。
三上 元

日立が計画中のイギリスの原発をやめることを、来週の取締役会で正式に決定する、と報じられると、日立の株価が11日の1日で前日3080円が3346円に⒏6%上げた。

日立は昨年12月20日に、スイスABB社から送配電事業を7000億円で買収する、と報じられジリ貧の株価が下げ止まった。1年程前に4500円ぐらいだった株価が12月20日は2800円まで落ちていた。

日立がやる気を見せたことを~投資家は歓迎したのだろう。
株価が底を打って上げ始めた時、原発から手を引く、の報道でどーんと上げたのだ。
取締役会で正式に決定、と数日後には報じられるだろう。そこでまた上がるのだ。

私は今年も、中部電力の株主総会に出る予定なので、浜岡原子力発電所の再稼働を断念します、と決定するなら株価が上がるのです。それを日立が証明してくれたではありませんか!と自信を持って発言したい。

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【原自連関連催し物】****************************

☆小泉純一郎講演会
1月23日(水)14時
二本松市民会館(二本松市榎戸1-92)
入場無料(整理券が必要です)

☆小泉純一郎講演会
2月16日(土)13時
島根県民会館大ホール(定員1,500名)
入場料:500円

☆「原発のない新しい福井へ」
記念講演 中川秀直
3月9日(土)
福井市フェニックスプラザ2階ホール

☆小泉純一郎講演会
3月10日(日)13時
ANAクラウンプラザホテル(新潟市中央区万代5-11-20)

☆小泉純一郎講演会
3月13日(水)19時
文京シビック大ホール(東京都文京区春日1-16-21)
入場無料(詳細は上記にあります)

会場の収容人数が多いところのみ記載しております。

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