経団連としての方針を決める前に原自連との意見交換を!

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┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓     第33号
2019/2/7

★ 原自連(原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟) ★    ★―――――――――★
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《目次》
☆3.11から8年 日本の歩むべき道 小泉純一郎講演会 お申し込みください
☆経団連との公開討論会に向けて(木村結)
☆日本の「エネルギー基本計画」の在り方を明らかにする(楠達史
☆オーストリアの原発を問う国民投票の際、滞在していた同級生からのメール
(三上元)

*3.13講演会のチラシ10部単位でお送りします。
genjiren2017@gmail.com 宛送付先をご記入の上、ご注文ください。
*原自連関連催し物

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<原自連主催>
3.11から8年 日本の歩むべき道 小泉純一郎講演会
を開催します。

挨拶:中川秀直(原自連副会長・自民党元幹事長)
東海第二原発の危険性:河合弘之(原自連幹事長)
講演:小泉純一郎(原自連顧問・元内閣総理大臣)
司会:野中ともよ

3月13日(水)18時30分開場/19時開演/21時終了予定
東京都文京シビック大ホール(文京区春日1-16-21)

入場無料:申し込み必要
インターネット https://ssl.form-mailer.jp/fms/3031bd32597300
FAX:03-6432-0304
おひとり1通ずつ、ご氏名、FAX番号明記の上、お申し込みください。
*返信メール、返信FAXが入場券となります。

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経団連との公開討論会に向けて
木村結
前号のメルマガでお知らせしましたが、昨年末の経団連会長の発言を受けて、原自連では経団連との公開討論会を要請しましたが、事務局は経団連としての基本方針を4、5月を目処に整える準備をしていると繰り返すばかりです。

そこで、経団連としての方針を決める前に原自連との意見交換会をし、それを受けて経団連の方針を決めていただきたいと要請します。2月14日には記者会見を開催し、世論を喚起したいと準備しています。

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日本の「エネルギー基本計画」の在り方を明らかにする
楠 達史

政府は、2014年4月の第4次エネルギー基本計画に続く第5次エネルギー基本計画(以下、「計画」と略称)を2018年7月に策定した。

この「計画」では、「エネルギー政策の要諦は、安全性(Safety)を前提とした上で、エネルギーの安定供給( Energy Security ) を第一とし、経済効率性の向上( Economic Efficiency)による低コストでのエネルギー供給を実現し、同時に、環境への適合(Environment)を図るため、最大限の取組を行うことである(3E+S)。」(「計画」12頁)と謳っている。

電源としての位置付けは、{“発電(運転)コスト”が、低廉で、安定的に発電することができ、昼夜を問わず継続的に稼働できる電源となる「ベースロード電源」として、地熱、一般水力(流れ込み式)、原子力、石炭。}(「計画」17頁)等としている。

このように「ベースロード電源」の選定基準の一つが”コスト”で、”発電(運転)コスト”が低廉であることが選定の要件となっている。しかし、”発電(運転)コスト”は”総コスト”の一部に過ぎないが故に使用には不適で、”コスト”であれば、長期的な”総コスト”の使用が極めて適切である。

次に、エネルギー政策の要諦の前提であるはずの安全性について、「計画」は「原子力発電所の安全性については、原子力規制委員会の専門的な判断に委ね、原子力規制委員会により世界で最も厳しい水準の規制基準に適合すると認められた場合には、その判断を尊重し原子力発電所の再稼働を進める。」(「計画」19頁)としている。

ところが、原子力規制委員会の判断は以下引用の通りである。原発の(引用)「安全に絶対はありません。」(引用終わり){平成26年10月原子力規制委員会「九州電力川内原子力発電所設備変更に関する審査 ご質問への回答(QA集)」4頁、「―同―審査ご質問への回答(追加分)」8頁}から引用。

この審査では、「原子炉施設の大規模な損壊への対応」として、原子力規制委員会規制基準を設け、「原子炉施設の大規模な自然災害又は故意による大型航空機の衝突その他のテロリズムが発生した場合における体制、手順、教育・訓練及び資機材の適切な整備を要求」している。

これに対し、九州電力は、体制の整備、手順の整備、設備及び資機材の整備の申請を行った。

この九州電力の申請に対する審査結果を原子力規制委員会は、「大規模損壊に対して必要な手順や体制等が適切に整備される方針であることを確認。」{平成26年10月原子力規制委員会「九州電力川内原子力発電所設置変更に関する審査結果についてー概要―」34頁}と記しているが、驚愕を禁じ得ない。

即ち、原子力規制委員会のこの規制基準は、大規模な損壊が発生した場合の対応に係わる規制基準であり、あらゆる事態下での大規模な損壊発生についての焦眉の急である完全な”大規模損壊未然防止”の為の規制基準ではないと言うことである。而して、このような基準では、そもそも原発の存立が依拠する基準となり難い。

原発に対し、再生可能エネルギーは、Safety・Environmentを始めとして前記「3E+S」の観点からも、比較優位に立っている。早期の系統整備、広域的な運用による調整力の確保、蓄電池の活用等を踏まえ、EUで主導的立場にあるドイツの如く、再生可能エネルギーが最重要電源として位置付けられることが、切に望まれて然るべき状況にあると思料される。(新エネルギー新聞より転載)

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オーストリアの原発を問う国民投票の際、滞在していた同級生からのメール
三上 元

1月24日に会った高校の同級生からメールが来た。

Zwentendorf・ツベンテンドルフ原発はウィーンの北西30キロメートル、ドナウ川添いに在り、1978年に完成したが、反対派が増えてきたので、時の政権が、先手を打つ形で国民投票を実施した。勝つつもりだったのに、僅差だが負けてしまった。翌年にスリーマイルアイランドの原発事故、さらにチェルノブイリ原発事故と続き、国民は“それみろ”と欧州の原発反対運動の基礎となったことを誇るようになったようだ。

滞在中に、日本からの客人の案内をしたが、博物館となった原発を見たいという人は1人もいなかったなあと。
フクシマ事故を知ったオーストリアの友達から日本は広島や長崎の経験があるのに原発をいっぱい作ったことが理解できないとの声を聞く。

要点は以上です。日本人は過去の経験から学ぶことができないの?安倍晋三は過去の戦争からも、原発事故からも学ぶことをしない人物らしい。自民党はそのうち変わる、それは 安倍晋三の退任時だと予想する私であり、小泉純一郎さんも同じだと思う.

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【原自連関連催し物】****************************

☆小泉純一郎講演会
2月16日(土)13時
島根県民会館大ホール(定員1,500名)
入場料:500円

☆「原発のない新しい福井へ」
記念講演 中川秀直
3月9日(土)
福井市フェニックスプラザ2階ホール

☆小泉純一郎講演会
3月10日(日)13時
ANAクラウンプラザホテル(新潟市中央区万代5-11-20)

☆小泉純一郎講演会
3月13日(水)19時
文京シビック大ホール(東京都文京区春日1-16-21)
入場無料(詳細は上記にあります)

会場の収容人数が多いところのみ記載しております。

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原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟

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原自連(原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟)
事務局次長 木村結
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